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右は、国書刊行会の「淳一文庫」版
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●松田瓊子は、銭形平次の原作者であり「あらえびす」の名で秀逸な音楽評論を発表し続けた野村胡堂の娘です。大学(日本女子大)在学中から少女小説を書き続け、『七つの蕾』を発表しました。これが生前唯一の本となります。
●この『七つの蕾』の上梓に力を尽くしたのは、父の野村胡堂はもちろんですが、村岡花子の熱烈な後押しがあったからです。しかし瓊子は結婚して松田姓になってから病をえて、わずか23歳で亡くなってしまうのです。
●没後、夫の松田智雄や父の胡堂、妹の野村稔子(装釘・挿画)、それに村岡花子の尽力で『紫苑の園』、『小さき碧』と、『サフランの歌』が、遺稿本として甲鳥書林から出版され(1941〜2年)、村岡花子が跋を寄せました。
●戦後、中原淳一が松田瓊子の作品群に注目し、自らの装釘・挿画でヒマワリ社から出した「ひまわり らいぶらりー」シリーズは、小型の愛らしい版形もあいまって、古書として人気のあるシリーズです。
松田瓊子名義では『七つの蕾』『紫苑の園』『サフランの歌』『香澄』の4冊が、このシリーズに入っています。なかでもこの『サフランの歌』は稀覯本として有名です。