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定価9870円(本体9400円+税)
奥羽永慶軍記は39巻から成り、その自筆本は現存しない。
写本として今日に伝わるものには、国会図書館21冊、静嘉堂文庫20冊、東京大学史料編纂所20冊、東京教育大学図書館20冊、東北大学図書館狩野文庫16冊本がある。
刊本としては史籍集覧(明治16年)及び改定史籍集覧(明治35年)所収のものがある。
本書は昭和41年、人物往来社から上下巻として刊行されたものを一巻本として復刻したものである。
著者である戸部一カン斎は正保二年(一六四五)に生まれ、宝永四年(一七〇七)に六二歳でその生涯を閉じた。戸部は秋田雄勝・横堀村の医師で、本書は「十余年かかって奥羽各地を巡歴して古書を渉猟し、古人の話しをきいて書かれた」。活力、思想とも円熟した四〇歳代に全情熱を傾けて、足で書いた、数少ない奥羽の戦国史として、古来、多くの史家に引用されている名著である。
本書の大きな特徴は、江戸期に成立した軍記物にもかかわらず、幕府への反骨の気概や客観性、東北への温かな同情の眼がある点であろう。東北群雄の興廃を哀歓こめて描いた戦記文学の傑作である。